脱・糖質制限ダイエット指導
【動けるカラダ研究所】代表の高橋です!
白米などに含まれるブドウ糖は、骨の形成に大きく関わっているということについて、簡単にご説明していきたいと思います。
まず“骨の働き”とは?
・身体の支持
・外力からの保護
・血球の産生(骨髄)
があげられます。
もう一つ大きな役割は“ミネラル”の貯蔵庫というもの。
血中のカルシウム濃度が下がると、骨を破壊してカルシウムを取り出します。
カルシウムは、筋肉の収縮に必要な栄養素ですよね。
他にもナトリウムも骨に貯蔵されており、塩分を極端に抑えると、骨を破壊しナトリウムを取り出してしまうわけです。
これが“骨粗鬆症”の原因になりかねないということは、あまり知られていない事実であると思います。
骨の合成に必要な材料とは?
・ミネラル65%(大半はカルシウム)
・コラーゲン23%
・プロテオグリカン
・水10%
になりますが、
コラーゲン・プロテオグリカンの材料に
ブドウ糖
が必須になります。
また、骨の合成のシグナルとして様々なホルモンが必要になりますが、そのうちの一つに
インスリン
が含まれます。
ご存じの方も多いと思いますが、インスリンは血糖値が200になった時に、膵臓から分泌されるホルモンになります。
血糖値はブドウ糖の摂取で上がることは言うまでもありませんね。
まぁ、大分簡単にまとめましたが、骨の形成にも
ブドウ糖
が必須であることがお分りになったでしょうか?
ご飯などでブドウ糖を摂取しないということは、
骨もボロボロ
になる可能性があるということになります。
それでもあなたは、糖質制限ダイエットなんてことに挑戦してしまいますか?
よ~く考えてくださいね!!!
